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治験参加における基本的なルールとマナー

治験参加にはいくつものルールがあります。
指定された医療機関に入院することになりますので、自分勝手な行動は当然許されません。

治験実施中は、他の治験参加者もいますので、
他の人に迷惑をかけてしまわないようにしましょう。また、治験ではなく病気で入院している人もいますので、
そういった人々に迷惑をかけてしまうこともご法度です。

では、治験参加における基本的なルールとマナーを解説します。

1:禁酒・禁煙

治験参加中はお酒を飲むこともタバコを吸うことも禁止しています。
隠れて飲む、吸うといった行動は絶対にしないようにしましょう。

治験当日から1・2週間前からお酒、タバコを控えるように言われることもあります。
事前に治験紹介サイトから通達が来ますので、その際はお酒とタバコを一切断ちましょう。

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2:院内食は全て食べること

病院で出される食事は基本的に完食しなければいけません。
例え嫌いなものが出ても完食するようにしましょう。アレルギーのある食物は別ですが、
味はしっかりしていますし、何より栄養バランスも整っていますのでとても健康的なメニューです。

飲み物は水と麦茶のみになります。ジュースやコーヒーなどは
飲むことができませんので気をつけてください。病院内の自販機で買ってはいけません。

3:病院内では静かに

当然のことながら、病院内では静かにしましょう。
病室の中で他の参加者とお話をするのはいいですが、大きな声をあげて騒ぐことは絶対にしてはいけません。

4:お見舞いに来てもらうのはNG

治験参加中は入院生活になりますが、家族や友達にお見舞いに来てもらうのはNGです。
治験は基本的に外へ情報を漏らしてはいけないので、お見舞いによっていろんな情報が知れ渡ってしまうのを防ぐ必要があります。

また、上記の理由から外に電話をかけるのを禁止している治験もあります。

5:激しい運動はしないこと

治験参加中、もしくは参加前に筋肉痛になってしまうような激しい運動をしてはいけません。
これらによって治験のデータが明確に出てこないことがあります。
ストレッチ程度の軽いものなら特に問題はありません。
治験参加中は体が鈍ってしまいますので、適度なストレッチをしてもいいかもしれません。

また、重たいものを運ぶような仕事を、治験開始前に行わないようにしましょう。
これらも筋肉を酷使するので、ある意味激しい運動の一つとして見られます。

6:休薬期間を守ること

一度治験に参加し終わったら、次の知見に参加するまで約2~3ヶ月は開ける必要があります。

一度目の治験で服用した薬の成分が体の中から
全て抜けきるまで参加できなくなっているのです。この期間のことを休薬期間といいます。

休薬期間なのに、期間が過ぎたと偽って治験に参加することはできませんし、
万が一参加した場合は治験参加の中止、場合によっては今後の治験参加を拒否されることがあります。

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